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Shopifyを始めた直後の集客は「この順番」で決まる2026年2月16日
Shopifyでお店を立ち上げると、商品ページも決済も配送設定も、ひと通り“店としての体裁”は整う。ここまでは、わりとスムーズにいく人が多い。
でも次の瞬間に、急に静かになる。「で、誰が来るんだっけ?」ってやつ。
僕が見てきた限り、ここで詰まる原因は“施策を知らない”ことより、順番を間違えることが多い。SNS、広告、インフルエンサー、LINE、メルマガ。やれることは山ほどある。だからこそ、最初の一手がズレると、努力が分散して「何も積み上がらない」状態に入りやすい。
今回の記事は、あなたのメモ(動画要点)をもとに、Shopify初期の集客を再現性のある順番で整理したもの。テクニックというより、型として持っておくと強い内容にしている。
まず「外から連れてくる」と「中で育てる」を分けて考える
Shopifyは、あくまで“店”だ。店ができた瞬間に人通りが発生するなら苦労はないけど、現実はそうならない。だから集客は最初に、外部導線と内部導線の2つに分けて設計したほうがいい。
外部導線は、言い方を選ばずに言えば「人を連れてくる仕組み」。SNS投稿、広告、インフルエンサーなどで、まずは“存在を知ってもらう”ところを作る。ここが弱いと、何をやっても母数が増えない。どれだけ商品ページを磨いても、そもそも誰も見に来ないからだ。
一方の内部導線は、「一度接触した人を、もう一度つなぎ止める仕組み」。LINEやメルマガ、コミュニティ、購入後のフォローなどがここに入る。内部導線は長期的に強い。だけど、初期にいきなり内部導線だけ頑張ると、登録者も読者も増えにくくて、手応えが出ないまま心が折れやすい。
ここで大事なのは、内部導線が不要という話ではなく、順番の話だ。
最初に外部導線で“接触の母数”を作る → 次に内部導線で“リピートと指名”を作る。この並びが一番自然で、動画の主張もまさにここにある。
僕はこの構造を、簡単にこう言い換えている。
「集客は、外で出会って、中で育つ」。
この前提を置くだけで、やることの優先順位が一気にクリアになる。
最初に触るべきはInstagram:ECと相性が良く、再現性が作りやすい
動画では、初期に取り組むべき施策として「インスタ運用、インスタ広告、メルマガ、LINE」が挙げられていた。
その中でも、まず着手すべきはInstagramだ、という主張が核になっている。
理由は大きく2つある。
1つは、ECは“視覚”で価値を伝えやすいこと。世界観、素材感、使用シーン、比較、ビフォーアフター。文章だけだと伝わりにくい魅力も、画像や短尺動画で一気に伝わる。特に初期は「何を売っているのか」より先に、「どんなブランドなのか」が伝わったほうが強い。
もう1つは、無料SNSだけで伸ばすのが難しい現実を踏まえて、広告で再現性を作りやすいこと。オーガニックで伸びる事例ももちろんある。でも“再現性”という意味では、広告で露出を作れるほうが設計しやすい。だから「投稿を頑張る」だけで終わらせず、最初から“広告を前提にした動線”として組むのが合理的になる。
重要なのは、最初から売ろうとしないことだ。初期は、知られていない。好かれてもいない。信頼もない。
その状態で商品ページに直送しても、「知らない店だから、怖い」で終わる。だからまずは“入口”を整えて、興味と関係性を作る。ここが第2章のテーマになる。
実戦の型:投稿→プロフィール誘導広告→フォロー→DMで関係を作る
ここが、動画の「順番」の中心だと思う。
初期の型はシンプルで、流れとしてはこうなる。
まず、投稿とプロフィールを“ブランドとして見える形”に整える。見栄えというより、「何屋なのか」「何が嬉しいのか」「どんな人に向いているのか」が伝わる状態にする。投稿だけ整えても、プロフィールが弱いとフォローが起きにくい。逆に、プロフィールが強いと投稿が多少荒くてもフォローは増える。初期ほど、この差が出る。
次に、投稿に広告をかけて、商品ページではなくプロフィールへ誘導する。
ここがポイントで、最初は売上を追うより「フォロー(=今後も接触できる関係)」を増やしたほうが、後で効いてくる。フォローが増えると、投稿のたびに“無料の再接触”ができるし、広告を回したときの納得感も上がる。
そして、フォローしてくれた人にDMで挨拶やブランド説明を送る。これは賛否があるし、雑にやると逆効果になる。でも丁寧にやると、初期ブランドの弱点である“信頼不足”を埋められる。僕の感覚だと、DMは「売る」ためじゃなく、「不安を消す」ために使うと強い。
例えば、商品の背景や、選ばれやすい理由、購入前によくある質問への先回り。こういう情報は、売り込みより歓迎されやすい。
ここまでをまとめると、初期は「売る導線」ではなく「関係を作る導線」を先に作る。
これが、次の第4章で効いてくる。
売上広告は“後から強くなる”:Meta Ads Managerで刈り取りに行く
関係性・認知ができたら、ここで初めて「売上目的」の広告に移る。動画で言うところの、広告マネージャでコンバージョン目的の広告を出すフェーズだ。
僕はこの流れを、畑で例えることが多い。
いきなり刈り取りだけしようとしても、畑が育っていなければ何も取れない。最初のInstagramの設計は、畑を育てる作業に近い。そして、ある程度育ったら広告で収穫に行く。その順番だから“再現性”が出る。
逆に言うと、売上目的広告が弱いのではなく、「前提(信頼・理解・好意)がない状態でやると弱い」。
知らないブランドに財布を開くのは、誰でも怖い。だから広告の最適化だけ頑張っても、伸びないときは伸びない。前段の“関係づくり”があると、同じ広告でも反応が変わる。
動画では、初期の目標感として「月数十万〜数百万」規模を目指すときに、この型が再現性を持ちやすい、とされていた。僕もこの感覚は近い。大きく伸ばす戦略は別にあるけど、まず“最初の売上の壁”を越えるには、この順番が強い。
伸びているブランドの裏側:5つの勝ち筋と、最後に残る大原則
もうひとつの動画では、「人気ブランドが使う5つの方法」として、広告以外の勝ち筋が整理されていた。要点だけ言うと、次の5つだ。
SNS広告は、アクセスを予算でコントロールできる。強い。でも運用スキルが必要になる。
インフルエンサーPR投稿は、ギフティングでも回る場合があり、コストを抑えやすい。ただしフォロワー数より“属性の一致”が重要になる。
インフルエンサーとのタイアップは、当たると爆発する。でも管理と信頼関係が重い。
LINEでリストを集めてロンチ(発売日に一斉販売)する手法は、設計が決まると強い。ただしブランド力や企画力がないと失敗しやすい。
そしてLINEのステップ配信は、営業を自動化できるが、シナリオ設計が大変で、ツール運用の知識も要る。
ただ、ここで一番大事な結論は「どれを選ぶか」よりも、“商品力がないと続かない”という話だった。
集客が上手くいって一瞬売れても、商品が弱いと落ちるのも早い。だから小技と同じくらい、商品設計とブランド設計が重い。僕もこれは完全に同意する。
まとめ
Shopify初期の集客は、派手な裏技より順番で決まる。
外部で出会いを増やし、関係を作り、広告で刈り取り、最後にLINE・メルマガで育てる。人気ブランドは、広告だけでなくインフルエンサーやロンチ、ステップ配信も組み合わせて“厚み”を作っている。
そして最後に残るのは、商品力と企画力。ここが弱いと、集客だけ上手くても長続きしない。
私見・所感
僕は、Shopifyの初期集客でいちばん怖いのは「正しい努力が、順番ミスで死ぬ」ことだと思っている。インスタを頑張っているのにプロフィールが弱い。広告を回しているのに信頼の土台がない。LINEを作ったのに登録者が増えない。こういう“惜しい状態”が、めちゃくちゃ多い。
だからこそ、この型は強い。最初の目的を「売上」だけに置かず、「接触→理解→好意→購入」の階段として設計する。広告の反応も、DMの受け止められ方も、あとからのLINE施策も、全部ここに繋がる。
もうひとつ。小技は確かに効くけど、最後に残るのは商品と企画だ。集客が上手いと一瞬跳ねる。でも商品が弱いと、跳ねた分だけ落ちるのも早い。だから僕は、集客と同じ熱量で“商品を強くする時間”も確保したい派だ。









